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「終身雇用難しい」発言に想う、令和ナイズされた働き方とは?

令和

株式会社SMD代表取締役の住田辰範です。

トヨタの社長が「終身雇用を守っていくというのは難しい」と発言したり、経団連の中西会長も「終身雇用なんてもう守れない」と言ったりで、働き方に関する話題が盛り上がっています。

先日、5月1日にちょうど法人が1期終了したのもあって、いいタイミングなのでこの一年を振り返りつつ、これからの時代を生き抜く“令和ナイズされた働き方”について考えてみようと思います。

 

Web業界で法人1期を終えて思うのは「終身雇用どころか1か月先もよく分からん」

インターネットビジネスの世界は変化が激しいとよく言われます。犬くらい早く成長するという意味で「ドッグイヤー」なんて呼ばれたりもします。

実際に業界に身を置くものとしては、ドックイヤーというよりも“ミジンコイヤー”とでも言いたくなるほどの変化です。
※ミジンコの寿命は約1か月

ここ1年ほどだけみても、細かく見るとたくさんの事件がありました。その逆風たるや…

思い付く限りでこの1年の出来事をまとめてみました。(Web業界の方以外は読み飛ばし推奨)

 

2018~2019年あたりのWeb業界の逆風まとめ

Youtube広告の収益化の基準が厳しくなる

チャンネル開設からすぐに広告をはって収益化できたのに、2018年2月から登録者1000人以上&過去12か月間の再生時間が4000時間以上という基準を超えないと収益化審査できなくなる。新規参入が難しくなりました。

 

LINE@で仮想通貨系のアカウントが一斉凍結

今のところ規制がはいったのは仮想通貨くらいみたいですが、今後はもっと規制強化される可能性が高いと噂されている。メルマガに代わるプッシュ型メディアとして有効なのは間違いないですが、安全性で考えるとメルマガに勝るものはないですね。

 

Googleのコアアルゴリズムアップデートで美容・健康ジャンルを中心とした検索順位に大きな変動

これは2018年8月・2019年3月と2段階でアップデートがありましたが、健康ジャンルのアフィリエイトはかなり厳しい状態に。
多くのアフィリエイターさんも事業撤退したり、SEOアフィリエイトを軸にしていた人にとっては転換期な雰囲気がただよっています。

 

アップルのブラウザ「Safari」に「ITP」というサイトトラッキングの抑止機能が搭載されて、アフィリエイトがさらに厳しく

これは技術的な問題になりますが、アフィリエイトの成果発生は「誰がどのリンクを踏んだのか」を記録しておく(トラッキングしておく)ことで管理されていたのですが、トラッキングが抑止されたことでリンクをふまれても成果を把握できなくなる問題。
アフィリエイトの売上減少につながり、さらに今後ITP搭載がすすみ、Googleも導入を検討しているとのニュースが。

 

…まぁなんだかんだと大変です。

 

SMDの今後の事業について

常に暴風警報発令中みたいな業界ではありますが、ありがたいことに法人1期目は黒字で終えることができました。

今後のインターネットビジネスの全体的な流れとしては「グレーな部分がなくなって、法整備が進んでる」みたいなイメージで、「小規模にちょろっと稼ぐ」ということが難しくなってくるだろうと思います。

弊社としては「小規模がダメなら大規模に市場をとりにいけばいいじゃないか」という所存です。

小規模であっても、Youtubeを中心とした動画メディアでのマネタイズに関しては、まだまだニッチな穴場もあるので、動画にも手を広げていく予定です。今まで培ってきたテキストベースのコンテンツ制作のノウハウが活かせるはず。

 

こんな感じで目の前のことももちろん考えていかなければダメですが、虫の目・鳥の目・魚の目という言葉がありますが、短期的な視点になりすぎるのもよくないので、もうすこし「仕事」とか「働き方」というものを俯瞰して考えてみます。

ちなみに今や世界的な投資企業になっているソフトバンクは「300年後も残る企業」に投資するそうな。

たしかに何百年単位で物事の移り変わりをみていくと、「今」という時代も客観的にとらえることができそうです。

 

昔の働き方は今よりも圧倒的過酷でダイナミックに変化していた?

世間では「終身雇用が~」「年功序列が~」「働き方改革が~」みたいなことが話題になりますが、僕はやっぱり今の時代はどんな働き方をしているとしても、とても恵まれていると思うのです。

今からおよそ350年ほど前の日本の話。

農村では、ただただ一日の食事をするためだけに、必死で働いていたそうです。

焼畑をつくり、それでも足りない分を雪鋤(ゆきすき)・鍬棒(くわぼう)を作って売って、なんとか生きていける状態。だから、環境の変化は文字通り“致命的”で、不作の年になると飢餓で多くの人が死にます。

環境の変化は気候の変化だけではなく、鋤や鍬も技術の進歩とともに売れなくなり、別の収入源を作る必要にかられたりすることも。

これ、今の時代よりも相当キツイと思いませんか?

仕事のやりがいだの、老後の蓄えだの、年金だのは夢のまた夢の状態です。

「将来の年金はあてにできない」と言われますが、公的年金制度ができて今のように国民すべてが加入したのは1961年のこと。まだ60年ほどしか経っていません。

300年後の歴史の教科書には
「1687年に生類憐みの令ができました。犬の命を大事にしました。大変なのでやめました」
「1961年に年金制度ができました。老人の命を大事にしました。大変なのでやめました」
その程度の出来事になっていないなんて、誰が言えるでしょうか(いや誰にも言えない)。

 

こうやって長いスパンでみてみると、なんというか「今は人類史のバブルなのではないか」と思うほど“ゆたか”に感じることがあります。

感覚的にいうと、2017年の仮想通貨バブルみたいな感じ↓

すごい高値でビットコインを買いました

※なお図の矢印は僕が仮想通貨をたくさん買った時期です。

仮想通貨しても人類史についても、今がバブルかどうかなんて後にならないと分かりません。

 

参考文献:宮本常一『生きていく民俗 生業の推移 』

 

令和ナイズされた働き方とは

ここまで昔からの人間の営みに想いを巡らせてきたのですが、こうやって考えると人間の働き方というか生き方って「その日暮らし」が基本だと思うのです。

その日を生きるためにただ働く。

「令和ナイズとか言いながら結論がその日暮らしって…」と思われるかもしれませんが、将来のことばっかり考えていると、今日という一日を精一杯過ごすことでどれだけイイコトがあるか見落としがちになります。

終身雇用にしろ、年金にしろ、どう頑張ったって分かるわけのない「未来」の生活を保障しようとするから話が難しくなるわけで。もっとシンプルに今この瞬間を頑張ったらいいんじゃないかと、そう思うのです。(自戒を込めて)

 

より安定した生活のためにその日暮らしみたいな働き方をする理由

どうせ未来のことなんて分からないし、なんとなく分かったとしても現実的に対策ができないことのほうが多いと思います。

変化が激しい時代に生きていると、同じ仕事でずっと稼ぎ続けるのは難しいですが、裏を返せば次々と新しいビジネスがうまれて、そのぶん先行者利益をとりにいけるチャンスも多いです。

たとえば、Youtubeなどの動画コンテンツがさかんになったのは最近のことで、テキストコンテンツに比べると作るのに時間と労力がかかるので、需要と供給のギャップがあります。

こういったチャンスに気づくためには、広くアンテナを張っておく必要があって、本や新聞を読むのもいいんですが、だいたい興味深い話をもってきてくれるのは人からの情報です。

で、せっかく情報がはいってきても、できるはやく形にしないとお金にならないけど、スピードをあげようと思うとどうしても人の手数が必要で、なんにしても「ひと、ヒト、人」になります。

では、周りにステキな人たちを増やそうと思うと、「今、周りにいる人たちに自分ができることをコツコツやって関係性をつくっておく」というのが一番確だと思っています。

もっと効率が良くて器用な働き方もあるのかもしれませんが、僕はそんな感じで考えています。

あんまり細かいことは考えずに今日できることを頑張ります。

 

以上、

将来のことが気になりがちな生活で、一呼吸おいて「今できること」を考えてみるのもありなんじゃないでしょうか? という話でした。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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