自営業で5年働いて分かった収入を安定させる要素3つ
どうも、株式会社SMDの住田辰範です。
近況報告をかねて1年に3記事更新を目標に始めたこちらのブログですが、2記事更新のまま2019年が終わろうとしている…
ということで、最近やっていることとか考えていることをまとめてみようと思います。
株式会社SMDの2019年12月現在の状況
僕個人としてはベトナムにハマっていて、今年は4回ベトナム旅行にきて、今もこの記事をホーチミンで書いてます。
※写真は無料素材でみつけたベトナムのホーチミン
ベトナムにくる口実づくりにベトナムで仕事を作れないかと思ってリサーチしてたら、ベトナムのWebが発展途上ということでチャンスがありそう!ということでベトナム語のWebサイトつくりはじめました。
事業としては、大きく分けると次の4つになります。
- 自社のWebサイト運営
- 運営に付随する記事の制作・ディレクション
- Web制作・メディア運営案件の受託業務
- Youtubeチャンネルの運営 ⇒ 5つ運営してるけど全部まだまだ種まき状態
自社のWebサイト運営については、10個くらい運営してるけどちゃんと収益化できてるのは半分くらい。これについては後述しますが、色々と思うところがあり、来年あたり運営方針とか作業の進め方とか、諸々整理しないといけないと思ってます。
他の企業と一緒に仕事をさせてもらっている受託業務については、良いご縁に恵まれたのもあって、徐々に規模感は大きくなってきている気がします。
今度、東証一部上場の企業とも取引する話になって、なんとなくハクがついて嬉しいw
Youtubeチャンネルについては、予想通り今年になって急激に「やらないといけない」プラットフォームになりつつあります。
前回の記事『「終身雇用難しい」発言に想う、令和ナイズされた働き方とは?』で、
小規模であっても、Youtubeを中心とした動画メディアでのマネタイズに関しては、まだまだニッチな穴場もあるので、動画にも手を広げていく予定です。今まで培ってきたテキストベースのコンテンツ制作のノウハウが活かせるはず。
↑こんなこと言ってたのですが、ニッチもどんどん埋まっていくことでしょう。
前回記事を書いたのが5月なので、約半年でゼロから5チャンネル立ち上げたスピード感だけは褒めてあげたい。
年単位の売上・利益としてはなんとか右肩上がりを維持できたのは良かったのですが、安心感と安定感はまるでありませんw
とはいえ、どの仕事もわりと楽しんでやっているので僕は元気です。
自営業になってから5年くらい経ちますが、自分なりに仕事をうまくやっていくポイントみたいなのが見えてきたので言語化しておきます。
自営業で5年働いて分かった収入を安定させる要素3つ
これまで自営業として働いた5年間、ありがたいことにちょっとずつ仕事が広がってきて、少しずつではあるけど規模も大きくなってきました。
もちろん上手くいったことばかりではなく、試行錯誤と失敗を繰り返しながら得た大きな教訓は次の3つにまとめられます。
- タイミングが大事
- 仲間を増やす
- 量より質を優先する
それぞれもうちょい詳しく書いていきます。
1.タイミングが大事
「人生は何事もタイミングが大事!」とよく聞きますが、本当にその通りだと思います。
ビジネスにおいてもタイミングを間違えると何もいいことがないです。
たとえば、今年になって慌てて参入したYoutubeも、もしも5年前から育てていたら…と考えると、もっとラクできたはずです^^;
今うまくいってるサイトについても、もちろん自分なりに頑張ってはいますが、一歩引いてみると「たまたま時代の流れに乗った」とか「参入するタイミングが早くてライバルが少なかった」だけかもしれません。
そもそも、Webの仕事自体が「IT化」という長期的で大きな波に乗っている感覚もあります。
そんなわけで、「タイミングが大事」を言い換えると、「トレンドにのるのが大事」とも言えますし「競合を避けるのが大事」とも言えるかもしれません。
2.仲間を増やす
「仲間」というと青臭さが漂いますが、「人脈」というよりは「仲間」といったほうがしっくりくるので、あえてコッチの表現で。
最初にWebの仕事を始めたときは「一人でできる仕事だから気楽だ」なんて思っていましたが、実際にやってみると人とのつながりで得られるものは限りなく多かったです。
- 人からの紹介で仕事がひろがる
- 信頼があるから条件のいい案件がくる
- 困ったときに頼れる人がいる安心感
- プロフェッショナルに依頼したときの質とスピード
- 共通の話題で盛り上がれる楽しさ
などなど…どこまで行っても最終的に人なんだなと。
自営業をはじめてから、ひたすら人間関係には恵まれていると思うので感謝しかないです。
3.量より質を優先する
現状、株式会社SMDのやっていることは革新的でイノベーティブなことではなく、良くも悪くも頑張ったら誰でもできる範囲のことだと思っています。
というか世の中において「革新的な仕事」って多くはないはず。特にWebの世界はすぐにマネできてしまうので、頑張って考えた文章だってコンセプトだってすぐにパクられます。
だから、ちょっとでも差別化して生き残るためには簡単にマネできないくらい質を高めていくしかありません。
反対に簡単にマネできるものをいくら量産しても、収益性が低くてコストも増えてジリ貧です。
「仲間を増やす」ということとも通じますが、人間関係がひろがるスピードを考えたときも、なにかしらスキルや技術力があるからこそ、人に頼られたり、誰かを紹介してもらえたりするので、そういう意味でも仕事の質を高めるのって大事だなと。
特にインターネットビジネスではノウハウ・ハウツーの良し悪しだけである程度結果が出てしまい、できることの選択肢が多いからこそ、人にマネされないくらいのスキルや技術に裏付けられた質が武器になるんだと思います。
以上、
- タイミングが大事
- 仲間を増やす
- 量より質を優先する
この3つを忘れずに来年もやっていきます。
2020年の課題は「集中」で
上にあげた3つのポイントのうち、会社としてとりわけ大きな課題は「質を優先する」ということ。
現状、「それなりのクオリティで量をこなす仕事」に結構リソースを割いているので、そういうのは思い切ってバッサリ切ってしまうか、完全に外注化していこうと思います。(来年は経費が増えそう)
そうなったとき、次に出てくるのが「じゃぁ自分は何するの?」ってところですが、事業の勘所を把握して自分のリソースをそこに集中させていく…というのが当面の課題になりそうです。
以上、今後も精進してまいりますのでよろしくお願いいたします!
何か月に一回こんな感じで振り返りと今後のことを考えるタイミングがあるのはいいですね。